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世界最強の社訓―ミッション・ステートメントが会社を救う

世界最強の社訓―ミッション・ステートメントが会社を救う

パトリシア ジョーンズ

世界最強の社訓―ミッション・ステートメントが会社を救う

定価: ¥ 2,415

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人気ランキング: 213315位

おすすめ度:

発売日: 2001-12

発売元: 講談社

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ミッション満載!
正直言って、この本を最後まで読むのは苦痛でした。ミッションの有効性は理解しますが、残念ながら、それ以外の成功要因が記述されていないので、どうしても平板な印象を持ってしまいます。(著者の主旨はミッションをフォーカスすることなのでしょうが。)また、40社もミッションが並べられているので食傷気味になりました。

タイトル通りの社訓集
タイトルの通り、一冊まるごとが世界的な企業の社訓とその解説で占められています。そのため、読み進めるごとにズシリズシリとミッションの重要性を噛みしめることができるので、ミッション・ビジョンについて深く知りたいと考えている人には最適な一冊だと思います。
ただ、本書で取り上げられている社訓はすべてが米国企業のものです。GEやIBM、ケロッグなどは日本人にも広くその企業ブランドや活動が知られているので参考になるのですが、ほとんどは日本人には馴染みのない企業の社訓なので、やや理解しにくいと感じることもありました。
本書を読み、自分もあらためてミッション・ビジョンの重要性を思い知りました。今回特に感じたのは、ミッションやビジョンは、
・全従業員が共感できるものでないといけない。特定の部署や役職に対してのみでは意味がない
・短く簡潔で、わかりやすくなければいけない。だらだらと長いものはよくない
・当たり前だが、有言実行でなければいけない
ということです。
幸い、今の勤め先には明確なミッションとビジョンがあるので、今後はより意識して仕事をしていきたいと思いました。また、チャンスがあればいずれはミッション・ビジョンの策定や改善に関わっていきたいとも思います。

欲張りすぎの感あり。
バブル期に明確なビジョンやミッションを打ち立てることなく、あくまで利潤の獲得に走った日本企業の間では『会社の存在意義』ともいえるこれらのファクターを見直す機運が高まっている。
この本は明確なミッションステートメントを『きっかけ』に(これがすべてではないことに注意すべきだと思う)成功した企業を紹介している。
しかしながら欲張りすぎの感は否めない。この一冊の本の中に40もの企業を紹介しているのだ(原著は50社)。
このため内容は各社のミッションステートメントの紹介とその簡単な導入経緯と効果のみを解説するにとどまっている。
本当は多くの紆余曲折があり、関係者の多大な努力の末に高い業績を達成したのであるが、紙面の都合上、ポイントを述べるのみにとどまってしまっている。
よってこの本を読むとまるでミッションステートメントがすべてのような印象を受けるが、これはあくまできっかけに過ぎないと私は思う。
実際にこのミッションステートメントをどのように決定、導入したのか、そしてこれをきっかけにどのような具体的な施策を行ったのかをもっと詳細に記述して欲しかった。
そういった意味でもっと事例を絞って(10社程度でも十分ではないか?)掘り下げた分析が欲しかった。

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