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問題解決の実学

問題解決の実学

斎藤 顕一

問題解決の実学

定価: ¥ 2,100

販売価格: ¥ 2,100

人気ランキング: 14929位

おすすめ度:

発売日: 2006-08-04

発売元: ダイヤモンド社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



問題解決の全体像がわかる
本質的問題の把握

  ↓

問題解決方法の策定

  ↓

問題解決の実行



大まかに言えば上記のような流れで書かかれており、問題解決策定のための

テクニックの部分だけでなく、問題解決に至るまでの全体像が書かれている。



実際に問題解決を策定・実行を提案する立場の端くれにある私ととしては、

トップにいかに問題解決に対して情熱を持った発信をしてもらうかや、

いかに部門長を巻き込むか、いかに社員の意識変革を促すかに大きなエネルギーを

費やすことが多いため、後半の問題解決の実行の部分は非常に参考になる部分が

多かったと感じている。



但し、時々関西弁のコメントが出てきて気になる人は気になるかもしれません。

(基本はチャートなどがふんだんに挿入され、非常に読みやすく書かれています。)

改善型問題解決のエッセンス
**************************************

レビューは【メリット】・【デメリット】・【引用】で構成されています。

引用数に基づき評価を与えています。

**************************************



【メリット】:製造業的プロセスの現場での活用に向いている、よりクリエイティブな分野では自分なりの改良が必要



【デメリット】:理解することと実践することは違うので、読んで分かったつもりになると大変危険



会社の業績を上げ続ける体制をつくるには、引き上げる力(戦略)、押し上げる力(仕組みと仕掛け)、推進させる力(意識)という3つの力が必要(P36)



本質的問題を発見したら、まずはその裏返しの取組みをすればいいのです。(中略)これをするだけで、ゼロ成長の会社は3?4%の売り上げ成長率を達成できます。(P106)



資源が限られている時には、成功確率の高いところに集中的に投入する(P129)



35歳以下の社員の20%近くが「いい仕事があれば転職する」と答えていて、問題はより深刻です。(P182)



コミュニケーション効果を高めるためには、質と頻度の両方が必要(P191)

実務者の方に是非読んで欲しいです。
問題解決の本というと考え方や手法等に終始し、なかなか実感のわかない話が多いという印象を受けていました。また、コンサルタントと聞くと、会社でいろいろインタビュー等をした後に経営者向けプレゼンを行い、実務者には調査書やマニュアル等を渡されて、どうやって現実に実施しようと頭を抱えさせられるというイメージがありました。



この本は実際の問題の捉え方やプロジェクトの実施・仲間作り、企業活動のあるべき姿等の手法的な面から泥臭い現場での推進方法まで書いてあるので、私には中間管理職兼実務者という自分のポジションを理解するとともに「今度はこういうやり方でやってみよう」ととても勇気づけられました。



私と同じような立場にいる方にはとても参考になるのではないかと思います。

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