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日本版LLP実務ハンドブック―設立・運営・会計・税務から他の投資ビークルとの比較まで

日本版LLP実務ハンドブック―設立・運営・会計・税務から他の投資ビークルとの比較まで

宮田 房枝

日本版LLP実務ハンドブック―設立・運営・会計・税務から他の投資ビークルとの比較まで

定価: ¥ 4,830

販売価格: ¥ 4,830

人気ランキング: 26019位

おすすめ度:

発売日: 2006-01

発売元: 商事法務

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



方向性の見えない駄書
実際にLLPを設立した経験を踏まえて。



同書巻末の著者紹介を見ると、14人の個人と、3社の法人が関わっている。

それゆえか一冊の書物として方向性がバラバラで、

「実務」とは名ばかりの本となっている。



例えば第11章第1節と第11章第2節は別の人間が担当していたりして、

一冊の書物とは思えないほど、内容の重複、別解釈が散見された。



400ページを超えるボリュームだが、

半分はLLP以外の記事となっており、LLPとは全く関係ない。

公共事業や不動産流動化、フランスやドイツの課税制度など、

それぞれの担当者の得意分野が羅列してある。



これらバラバラな記事に対して、

表紙には「他の投資ビークルと比較」と書いてあるが、

そもそもLLPと比較すらしていない。



肝心なLLP部分でも、登記時に必要な書類について具体例に乏しく、

この本だけでは設立すら困難であった。

法務局に持って行き担当者に見せたところ、

「あー……」とつぶやき、別の本を見せてくれた。



「LLPの全てを一冊で」と考えると、大きく期待を裏切る。

概要・設立・会計と、それぞれの本を買った方が、

結果として安くつくし、確実であろう。

LLP本では1番いいのでは
というのは、実際に幾つかLLPを立ち上げてみて

実際の実務フローに忠実であることから非常に

読み易いからである。

書式事例(組合契約書など)も充実している。

会計処理についても執筆時点で判明している点

は基本的に説明されている。

改訂版を期待したい。

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