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有限責任会社 (叢書・ウニベルシタス)
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ジャック デリダ
定価: ¥ 3,885
販売価格: ¥ 3,885
人気ランキング: 56429位
おすすめ度:
発売日: 2003-01
発売元: 法政大学出版局
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送
罠にかかった猿
サールは「もともとデリダは嫌いだったんだけれど、出版社のやつらが大陸哲学との架け橋になる本をつくろうとオファーがきたから仕様がなく踏み切ったら、あのざま。本当に失礼な人だと改めて分かったよ。」
と仰られておりました。
評価は難しいけど考えようによっては面白い・・・?
あくまで論理的で明快な議論をする分析哲学者サールとフランス現代思想の巨頭デリダとの
まったくかみ合わないすれ違いっぱなしの討論。
この本はオースティンの言語行為論のいくつかの概念を巡る、論証に論証を重ねた正当な討論では全くない。
したがって読者がそれを真面目に追って見ていってもデリダに苛立つだけであり
他方この書自体にデリダの脱構築の実践を見る人はデリダの方法論の周到さに圧倒される、のだろうか?
僕自身は表題作である有限責任会社という洒落の効いた論文には笑わせてもらった
正直デリダの伝えたい事が理解できているのか不明ではあるがとても興味深かった。
しかしやはりこの本で本当に意味が通じて理解できたのはサールのデリダに対する反論文だけであった。
それでもこれは単なる言葉遊びでは済まされないのでは?と思い
本を再び開くとやはり理解に苦しむ・・・
ワザのさえを見よ
デリダきれまくり。嫌みを言うとはこういうコトだ!というお手本。
バ○に「○カ」といっても「バ○にしたこと」にはならず
「正しいこと」を言ってしまっただけである、ので
「わざわざあなたはバ○ではない」といっておいて「○カにする」、
そのワザのサエを見よ。
「われわれ」にむかって「アナタハ、バ○ヂャナイカラ」と「○カニスルヤツラ」に抗う
裏返しのマニュアルでもある。訳者に「高橋哲哉」の名があるのも必然。必読の一冊。
少しだけ実践。
「このレヴゥが載り続けても、削除されても、「コッチノカチ」と「宣言」しておく、パフォーマティヴに。
スクリーンショット撮ったもんね。配布出来るモンね!」、とはいうもののこの場合の「カチ」ってなんだい?
オワカリカナ?
実践終わり。
てな闘い方を学べる本。
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